こんにちは。ECCジュニアゆりが丘教室のリリーです。
いつもECCジュニアと言っていますが、高校生クラスは実はジュニアではなく、ECC BSなんです。ま、読んでくださっている方には、そこ、どうでも良いとも言います。うちの教室では高校生は多い年でも6人、今年は高1クラス3人で稼働しています。
L1 (エルワン)というこのクラスの教材は、こんなにたくさんあります。
その中でも、今日話したいのはスピーキングマスター
で、この本では、12人ほどのキャラクターが出てきて、アメリカのドラマさながらに日常のワンシーンが切り取られて、その会話を聞いてリスニング強化したり、文化の理解を深めたり、また、文法ターゲットを深め瞬発力を鍛える口慣らし、などをします。そしてらさに、この本とは別のリーディング特訓用の教材で、この本で出てきたストーリーに関連する資料が出てきたりして、よく練られた教材構成になっています。
昨夜のL1クラス、いろんな事情で、レッスンの進行はちょっと遅れ気味なので、やっと、U7-1でした。
高1の生徒たちは、このコーナーでは
まず、台本を見ないで、リスニング問題と選択肢を素早くチェックします。
(もちろん質問や選択肢など、英語で書かれている教材ですよ。)
①ナナは、ギャングスターラップについて、どう言っていますか。
②デイブは、ギャングスターラップについてどう言っていますか。
③ナナはこの後何をしようと提案しましたか。
書かれている問題と選択肢だけを見ながら、二人の会話をリスニングします。次のページに漫画形式で台本が載っていますが、それは、2回目で初めて開きます。
高校生1年生のDave デイブが、やはり高1のNanaちゃんとドライブしているシーン、
それまでのストーリーでは、知的で真面目な印象のデイブが、いきなり、カーステレオから流すCDのチョイスでギャングスターラップ推しだとカミングアウトします。
ハナちゃんは驚き、戸惑い、その暴力的な音楽に対する嫌悪感を示します。
デイブが、ハナのその反応に、まるで僕のお母さんみたいなことを言う、とがっかりする様子がわかります。
☆☆☆☆☆
このリスニングの問題を聞いている間、生徒たちの頰が上がってきています。ニヤニヤして、答えを選んでいます。二人のやり取りが、すごく面白いと思ったようです。
今回のリスニングはいつもより簡単だったらしく全員1回で正解。そのあと、ひとしきり、話が止まりません。
ドライブデートで、これをかけたデイブはどうよ?
私だったら、ワンオク、マイファス、いやーやっぱり、バンプだな、絶対バンプだ。
でも、アメリカの音楽にはバックグラウンドがあるんだよねー、お姉ちゃんが言ってた。
そうなのよ、音楽の歴史、背景を知ること、超面白いよねえ。
でも、こういうラップはやっぱり聞かないなー。
など、大盛り上がりで次に進行するのに名残惜しくもありましたが、
次に進むため、なんとか切り上げはしました。
しかしやはり、私はこの単元が、なぜかとても好きで、気が済まないので、ここに書き始めてしまいました。
どうしてこの話が好きなのか、
なんといっても、まず、私の共感度が高いのです。音楽の趣味は人それぞれで、その違いの機微という日常あるあるです。自分の好きな人には、自分の好きな音楽を好きであってほしい願望。その音楽の良さを理解して欲しい気持ち。それは、実は、思ったほど簡単ではないこと。全然簡単ではないのですーこれが。または、音楽の趣味が同じ人と会った時の嬉しさ。きゃーとテンションが上がるその時のスリル。そういうことはごくごく私たちの日常の中にあります。
しかも、アメリカ音楽の多様性、深さに興味を持たせてくれるところも、気に入っているわけです。
もちろん、この単元に限ったことではなく、高校生のこの教材では、ストーリー、登場人物の心の動きなど、かなり楽しめます。
そういうわけで、私はこの教材が好きなのです。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
みなさま今日も良い一日を〜♡♡♡
うがい 手洗い 良い睡眠 良い栄養、そして何より良い言葉〜♡
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