なんとも愛着のあるこれ「帰国のための渡航書」。テンポラリーパスポート。でも、これ3日間だけ有効、もう、どこへも行けない。
ちゃんと作り直そう。と県庁に来た。
あっあの時だ。
この、USH VIP EXPERIENCEいちにちパスを手にしたその場所から、とんぼ返り。朝、8時45分
そこの人が、「残念ながらパスポートは届いていない。僕があなたにしてあげられることは、」と、パソコンに向かい、「残念ながらこれだけです。本当にすまない。」と、日本領事館が入っているビルの住所を書いてくれた。「今日は日曜だから、休みだから明日朝一番に行くといい。」とも。
こんなおばさんのしょうもない落し物の話など と、弱気になるも、今、異国に一人でいて、いい人ぶったり、謙虚になったりしている場合でも無く
最後の最後に、押し慣れたあのボタンで、応答してくれた人に
15分くらい待って、もう一回コールしたら、その話はちゃんと生きていて、「残念ながら、スーパーバイザーにまでも確認したが、ありません 。」の返事をもらった。
そして、蘇った。単純。いつも、寝れば治る。
今回1番役に立った情報は、旅行雑誌「るるぶ」最終ページに小さく載っていたこの記事
みやこホテルのフロントのサリーさんが、親切、的確、迅速、細やかな対応、をしてくれた。今、思い返してもあの人が全てだった。守り神のようだった。
【LAPD Central Community Police Station】
タクシーの中から見えたのは、通りに溢れている、本当に文字通りに溢れている、ホームレスとゴミ。ドライバーによるとあの中に沢山のドラッグ患者がらいると。その町の真ん中に警察署があった。
ドライバーが私の代わりに、警察署の中に入って、本当にそこで良いか確かめてから車に戻って来てくれて、彼の後ろから恐る恐るそこに入って行った。
古い建物。まるで、映画の中にいるみたいだった。罪人になったような気がした。トイレのドアが木製で青い。しかも何かが壊れているらしい貼り紙。進む先の高いカウンターに3人の警察官が座っていた。ひんやりした空気。
もうただただ感謝。2時間半も警察署にいた。幸運にも、その時間は、他に訪問者はトイレを借りに来る人だけで、緊急事態が起こらず、時間に余裕があったから、丁寧に対応してもらえたんだろう。
書類ができるのを待つ間、何故かそこにいた謎の老人が、私に日本語で話しかけて来た。彼は7年間日本で英語を教えていたという。
もう一つのミッション、IDフォトを撮ることへと向かう。
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